住職のその他の活動
カルト的な宗教を含む新宗教や自己啓発セミナーといったグループに家族が入信されたり、詐欺まがいの行為によって金品を奪われた方への対応や相談も受け付けております。
当職で対応出来ない場合は、然るべき対応者(他の聖職者・弁護士・カウンセラー等)を早急にご紹介し、被害拡大のタイムラグが少しでも和らげるように対応しています。
他人に相談してもなかなか理解してもらえませんし、その事を打ち明ける事が恥ずかしい事だと思いがちでしょうが、決して一人で悩みを抱え込まない事です。すべての問題が解決できるとは保証できませんが、解決に至る何かの糸口になれれば幸いです。
一昨年の2022年7月に、奈良県で起きた安倍元首相を銃撃して死亡させた事件。
この事件を起こした山上容疑者の行為は、決して許されるものではありませんが、母親が旧統一教会に入信し家庭が破綻したことが浮き彫りになりました。
この山上容疑者は、加害者であると同時に、カルト二世という被害者でもあった訳です。
当職の元にも、この旧統一協会のみならず多くの組織のカルト二世からの苦悩の相談が寄せられてきました。
宗教二世ホットラインと検索していただければ、非対面のLINEではありますが、相談窓口(皆さんのことを支援したい有志≪弁護士、公認心理師、社会福祉士、牧師、僧侶、学者等≫にて運営しております)に繋がりますのでご活用ください。
天台宗の尼僧(女性僧侶)である 叡敦(えいちょう)さんが、14年に渡って被害を被られた性暴力被害事件。
この事件についても、社会問題・人権問題として、私たち法衣を着けさせていただいている仏教者で何か彼女のサポートを出来ないかと動き始まました。
人格や心を破壊され続けられた彼女の心の拠り所になって下さる、特に女性の方の賛同者や協力者を募っておりますので、当職までご連絡いただければ幸いです。
インターネットからの情報は、それが被害の相談窓口だと謳っていても、逆にそのカルト組織の信者や犯罪組織の作ったサイトである場合もあり、どのサイトが正しいものなのかの判断は素人目にはわかりにくく、注意が必要です。
リンクページには、私が参画しておりますカルト宗教問題についての啓発団体を記しておりますので、ご参考にしていただければと思います。